【先生の手帳術】「自分時間は後回し」から脱出する練習。


【先生の手帳術】「自分時間は後回し」から脱出する練習。

こんにちは。
教員専門ワークライフデザイナー/ライフコーチの蒼井櫻子です。


「この日、美容院に行きたいけど、仕事が入るかもしれないな…」
「ひとりで読書するためにカフェに行きたいけど、家族で出掛けるかもな…」



自分のために時間を使いたいけど、ついつい仕事や家族のことを優先して、「また今度でいいか…」と後回しにしてしまうこと、ありませんか?



これを繰り返していると、【自分時間がない】のが当たり前になったり、【自分時間をつくれないダメな自分】という自己認識が膨らんだりしすよね。



私にも同じ経験があるんですよね(-_-;)
正直なところ、今でも時々やっちゃうので「えいや!」とお腹に力を入れて、踏みとどまります。



この問題、計画を立てるのが下手だから起きるわけではないんです。



無意識のうちに「自分を優先順位から外してしまう癖」がついているのが本当の原因。



今回は、周りに振り回されずに「自分が本当にやりたいこと」を優先してスケジュールに落とし込むための3つのステップをまとめてみました。



この記事を…
💻動画で見る(YouTube)
🎧音声で聞く(Spotify)


standfmやAudible, Amazon musicなど、音声配信アプリでもお聴きになれます。

🔍「蒼井櫻子」で検索してみてくださいね。


1. なぜ自分を「ランク外」に置いてしまうのか?


真面目で優しい人ほど自分の優先順位を一番下、もはや「ランク外」に置くのが当たり前になっています



このような先生は、職場でもご自身のやっていたことを後回しにするあまり、その日やろうと思っていた仕事がどんどん溜まってしまいます。



友人同士でも、レストランや旅行先を決めるときに、相手の希望を最優先にして、自分の希望は「もしあなたに興味があれば、でOKです!全っ然、私のことは気にしないで!」というスタンスでいることも多いんじゃないでしょうか?



家族・親族のなかでも、「私は最後でいいから」と言うのが習慣になっていませんか。



ここで思い浮かべてみてください。

頭の中で「優先順位のピラミッド」を描いてみましょう。



そこにあなた自身は入っていますか?入っているとしたら、どこに?


今までお話してきた先生方に多い優先順位は、こんな感じ。



  1. 学校

  2. 学年

  3. クラス

  4. 家族・パートナー

  5. 友人



どうでしょう?似てませんか?



「自分が譲れば丸く収まる」という経験を重ねてきた人ほど、まだ起きてもいない周りの予定(家族の都合や仕事の突発案件など)に備えすぎる。



「〇〇を入れたいけど…仕事頼まれるかもしれないから、空けておこう」



予想通りに依頼されれば引き受けるし、依頼されなくても自分の予定を入れなかったので仕事をすることになる…。



あれ、なんだか…モヤッとなっていませんか?
「自分で引き受けたのに、なぜか損した気がする」と心の内をお聞きすることもあります。



まずは「自分をランク外にしていたな」と自覚することからスタートです。


2. 考えるのをやめて「まず決める」


いざ、自分時間を確保するために手帳を開いても、仕事やひとの予定をすべて把握してからでないと書き込めないと感じるのであれば、思い切ってひとの予定をいったん無視してみてください。



あれこれ考えるのは一旦ストップ。



ひとのことを考える前に、真っ白なページに「自分のやりたい予定」を真っ先に入れる練習をしてみることです。



  • 週末にカフェで1時間読書する

  • 観たい映画のチケットを先に買ってしまう

  • 早起きして15分だけジャーナリングする



ポイントは、思考を挟まずに先取りでブロック(確保)してしまうこと



途中で誰かから「この日空いてる?」と聞かれても、「この日は先約があるので」と別日を提案したり、断ったりしてみるんです。



自分の準備を「いつでもどうぞ」と空けておくと、どんどん他者の予定で埋まってしまいます。自分だけの時間を一番最初に確保するというドキドキハラハラの体験をしてみてください。



大丈夫。何も起きません。

3. 「バッファ(予備日)」と「ブロッキング」で予定をガードする


「先に自分の予定を入れても、結局急用が入って崩れちゃう…」という方のために必要なのが、バッファ(予備日)の調整ガード術。



① スケジュールの中に「バッファ」を組み込む

平日の終わり(木曜の午後や金曜日など)や、月の後半(第4土曜日など)に、あらかじめ「予備の時間」や「何をしてもいいフリー枠」を作っておきます。急な予定が入ったら、自分の予定をそのバッファ枠に移動させます。



② 移動させた予定は「マーカーで固定」する

バッファに移動させた予定は、手帳のその枠を蛍光ペンなどでキュッとブロッキング(視覚的に囲む)してください。


脳は視覚的にブロックされた場所を「絶対守るべき先約」と認識しやすくなります。映画や旅行の予約と同じ扱いにして、一度ズラした予定はそれ以上後ろに流さないのがルールです。


1回だけ「自分優先」を体験してみる


自分軸でスケジュールを立てるための3ステップのおさらいです。


  1. 自分をランク外にするのをやめる(自覚する)

  2. 迷う前に「やりたい予定」を真っ先に書き込む

  3. バッファを作り、移動した予定はペンでブロッキングして守る



最初から完璧に習慣化しようとしなくて大丈夫。



「断る」「自分との約束を優先する」という体験を、まずはたった1回だけ「エイッ!」とやってみてください。



「自分のやりたい予定を真っ先に書けた」という感覚を味わうことが、自己肯定感や「自分はできるんだ」という自己効力感を育てる大きな一歩になります。



今週の手帳のどこかに、あなただけの時間をひとつ書き込んでみませんか?



働き方・在り方を変えるということは、「いつもと違う選択」の繰り返し。心の準備が完了するまで待つ必要はありません。そんな日は来ないからです。



「いつもと違う選択」を取り続けていくことで、「大丈夫。問題ない」と学習し、相手を尊重しながら堂々と提案したり、断りを入れたりするあなたへと近づいていきます。



・身を削る働き方から抜け出して、自分で決めて動ける納得感をもちたい。
・自分の人生を自分で舵取りする感覚を手に入れたい。



そう感じる先生が、まず最初にやるのは、「いつもの選択」を自覚し、違う選択肢をとる体験を一回してみることです。



頭ではわかったけど、行動に起こすまでにハードルがいくつもある…という先生は、私と一緒にやってみましょう。個別セッション(無料・60分)でお待ちしています。



個別セッション(無料・60分)では、今抱えている課題について、対話を通じて整理し、背景にあるものは何か?何から着手するとよいか?といった「最初の一歩」をくっきりさせる時間です。



ご予約の時点で「課題」が言葉にならず、モヤモヤしていても大丈夫。一緒に、じっくり紐解いていきましょう。


>>>前の記事
<<<次の記事