こんにちは。
教員専門ライフコーチの蒼井櫻子です。
今回は
「残業時間を短縮したい先生が最初にやるべきこと」
についてお話しします。
スケジュールを完璧に立てることでも
効率化のテクニックを集めることでもなく、
今の働き方を、そのまま把握することです。
この記事のYouTube版は👉こちら
手帳の写真も載せていますので
目次から気になるところを読んでみてくださいね。
先生をサポートするなかで
1週間の計画を一緒に立てることがあります。
(学期始め・学期末問わず)
すると、翌週以降に
こんな声をよく聞きます。
「30分で終わる予定だったのに
60分かかりました💦」
「もうそういう自分が嫌になります」
わかります。でも、大丈夫。
これは働きすぎてしまう先生あるあるです。
計画が甘いわけでも、
要領が悪いのでもなければ
集中力がないわけでもありません。
そもそも
「現実」が計画より複雑なんです。
先生が勤務時間を短縮していくには
いくつかのステップがあります。
① 現実の把握
② タスクの選別と、思考の癖の理解
③ 他の先生との線引き
④ 特性に合わせた仕事の仕組みづくり
今回はこの中の
① 現実の把握にフォーカスします。
うまくいく計画というのは
理想との距離が近いものだと思っています。
いつも21:00まで働いている先生が
「明日から18:00に帰ります!」
というのは、正直かなり難しいですよね。
明日はできたとしても、
明後日・明々後日、その後も続くかというと厳しい。
だからこそ必要なのが、
今、何にどれくらい時間を使っているのか
を知ることなんです。
「仕事が多い」「時間が足りない」
そう感じている先生に
最初にやってもらいたいのが
1週間、何に何分使っているかを記録すること。
ここでやらないでほしい方法があります。
それはストップウォッチで
作業時間だけを正確に測ろうとすること。
学校現場では…
電話がかかってくる
急に電話をかける必要が出てくる
主任に声をかけられる
回覧が回ってくる
生徒が職員室に来る
業者さんが挨拶に来る
こうしたことが
本当に、容赦なく「急に」起こりますよね。
そのたびにストップウォッチを止めて、再開して…
というのは、現実的ではありません。
むしろ、その割り込みも含めて仕事
…なんですよね。
私自身は、バーチカル手帳を使って
こんなふうに記録しています。
1日を縦に半分に分ける
左:計画(黒)
右:実績(赤)
バーチカル手帳はそもそも
1日分の横幅が狭いので、
無理して区切らなくても大丈夫です。
以前は区切らずに
計画(黒)と記録=実績(赤)の色分けだけで
手帳をつけていました。
黒で書くのは計画ですが、
厳守するものではありません。
ゆっくり時間をかけながら書けますが
「この通りにいけばラッキー」
「できるだけ近づけたい目標」
そのくらいの感覚で大丈夫です。
実際にどれくらい時間がかかったのか
そのまま赤で書き足します。
予定になかったタスクも
赤で書き足しておきます。
計画通りにできた場合は
タスクの横に✔をつけるだけでもOKです。
ここにズレが生まれていることを
認識することが大切。
失敗ではなく、情報として捉えてみます。
記録を取るときに、
一点だけ気をつけていることがあります。
それは開始時刻を書くことです。
例)11:50-12:33(45)
テスト出題決め
終わったときに
「◯時から始めたから、合計で◯分だな」
と分かれば十分。
43分だったとしても45分、50分など
少し長めで切りのいい数字 で残します。
正確さよりも、わかりやすさや
続けられることを優先します。
どの作業で時間が延びやすいか
特定の曜日や時間帯か
人との関わりが影響していないか
帰る支度をするのに何分かかるか
大事なのは自分を責めないこと。
これは管理のための記録ではなく、
自分を楽にするための情報収集だ
ということを覚えておいてくださいね。
記録を取ることで、
自分のこだわりが強く出る作業
集中が途切れやすい時間帯・曜日
影響を受けやすい場面
このように自分の働き方の特徴が
少しずつ見えてきます。
手帳は自分を縛る道具ではなく、
現実をそのまま教えてくれる相棒。
まずは1週間で構いません。
できるところから、試してみてくださいね。
「記録は取っているけど、見返し方が分からない」
「ここからどう調整すれば残業が減るの?」
という先生は、個別にサポートしています。
一人ひとりの特性や職場環境によって
工夫のしどころや要因は違ってきますので
興味のある方は、👉無料セッションをご予約くださいね。
無理なく、少しずつで大丈夫。
確実に、着実に働き方を整えていきましょう。
▼ご感想(プランニング講座)
実用書を読み漁っても分からない「わたしの」働き方改革の取り組みを一緒に考えていただける。
取り組もうと決めたことをフォローし、応援して、共に振り返って頂き、PDCAサイクルを伴走してもらえる。
セッション中は記録を担当していただき、思考することに集中できた。
何より、他人のワタシの事を自分のことのように想像し、状況を分かっていただいて、支えてくれていることがとても有り難いことと感じています。
50代・小学校
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