手帳を使う先生でも「自分のことはいつも後回し」な理由。


手帳を使う先生でも「自分のことはいつも後回し」な理由。

こんにちは。
教員専門ライフコーチの蒼井櫻子です。



学校にいると、
ずっと誰かのことを
優先して過ごしている感じがしませんか?



生徒、保護者、同僚、管理職。


誰かのために動くこと
前提の環境にずっといると
その在り方が癖になってしまって


プライベートでも
相手の利便性や感情を
優先してしまうことが多くなります。



そうしているうちに、
「自分はどう思うの?」
「本当は、今どうしたいの?」
という内側の感覚は少しずつ鈍くなります。



疲れていることに気づかない。



疲れているのに、
何がしんどいのかよくわからない。

やりたいことを聞かれても、
すぐに言葉が出てこない。



でもこれは
意志が弱いからでも、
甘えているからでもありません。

ただの癖なんです。



目次から、気になるところを
読んでみてくださいね。



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「自分のことは最後」と教わってきた


自分のことを後回しにしてしまう
理由のひとつは若いころにあります。


「自分のことは最後にしなさい」
とかつての上司や先輩から教わりませんでしたか?



当時は組織で生きるために学んだ基礎中の基礎を
今も疑問を持たずに、
例外をつくらずに
守り続けている先生は少なくありません。



そうしているうちに、それ以外の選択が
「不正解」や「悪」のように感じられるようになります。


相手の感情を先回りして想像してしまう



もうひとつは、
上司や先輩、相手の思考や感情を
無意識に先回りして想像してしまうこと。



「怒られるかもしれない」
「この人の仕事、止まっちゃうかな」
「嫌な顔をされたら、こっちが嫌だな」



実際に起きたわけではないのに、
その“想像の中の感情”を自分が引き受けて
実際に傷つくおそれが出てくる。



その結果、身を守るために
急に投げられた依頼の優先順位が
自分の仕事より上になってしまう、
ということが起こります。


▲こちらの動画もヒントになるかもしれません。画像をタップしてご覧くださいね。

自分のことは、あとでどうにでもなるという前提



そしてもうひとつ大きいのが、
「自分のことは、あとでどうにでもなる」という前提。



たとえば授業準備。

本当は明日の何時間目という
明確な期限があって
生徒という1回しかその話を聴けない相手がいて、
学校というものの根幹に当たる仕事ですよね。



でも、授業は毎日あるので
進度や内容を調整しやすいのは事実です。


すると、それ以外の仕事の重要度が
グンと上に置かれてしまいますよね。



柔軟さは大切です。


体調不良や緊急事態に対応するために
授業を調整することも必要です。



ただ、それが毎日の前提になると
自分のエネルギーだけが削られ続けてしまいます。



結局「今日も授業準備できなかった」と
強い自責思考に追い詰められていませんか?



自分のことは、あとでどうにでもなる。
この前提が授業の価値も
下げてしまっているかもしれません。

計画を立てるということ



手帳にタスクを書くときに大事なのは
「全部やる」ことではありません。



・本当に今、引き受けていいのか
・今すぐやる必要があるのか
・期日を交渉できないか
・相手の都合に合わせつつ、自分の時間も守れるか



そうやって、
一歩引いて考える土台をつくることです。



計画を立てるとは
自分を縛るためのものではなく
冷静で、現実的で、
自分にも優しい対応を選ぶための
ベースづくりなのだと思います。



もしこの記事を読んでみて
「頭では理解したけど、やっぱり行動には起こせないかも」
と感じたとしても、自然なことです。

まずはそれ自体を受け容れるのがチャレンジです。


その生き方は、何十年という間に
あなた自身を守ってきた思考の癖なのですから。



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