みなさん、こんにちは。
教員専門ライフコーチの蒼井櫻子です。
完璧主義、自責思考を背景に身を削り続ける日々に限界を感じている先生を、コーチングと手帳を使ったプランニングで継続サポートしています。
自分を大切にする具体的な方法に取り組んで、時間にも心にも余裕をもちたい先生は、画面右上【無料プレゼント】を活用してみてくださいね。
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ちょっと気が早いかもしれませんが、2025年を振り返ってみました。
私自身が振り返ってみて一番感じたのは——
「準備万端な“いつか”は一生来ない」ということ。
ずっと行きたかった長崎を、ついに旅してきました。
CITTA手帳のワクワクリストに、教員時代から何年間も書き続けていたけれど、
「長い休みが出来たら」
「何月までに◯件契約できたら」
「もっと調べて完璧に計画できたら」
こんな風に、条件をつけて楽しみに取っておいているんだ…と自分を納得させようとしていました。
さらに、自分で作った条件を満たしても「もうちょっと仕事を頑張ってみるか💡」と欲を出してしまったんですね。
ゴールテープを自分で動かしている限り、“長崎に行きたいだけの人生”で終わってしまう。
いよいよ親友を誘ってでかけてきました。そしたらね、驚くほど心が軽くなったんです。
今年、ピラティスを習い始めたんですが、そこに至るまでにも、同じ迷いがありました。
月謝は毎月固定。
収入が変動する働き方をしていると「来月も払い続けられるかわからない」という、妄想に似た不安がすぐ顔を出します(普通に貯金はあるのに)。
私の中にはいつも“二人の自分”がいます。どちらとも基本的には「明日、何が起こるかわからない」と考えている心配性さんですが——
「明日どうなるかなんて誰にもわからない。だから、やりたいことをやろう!」と背中を押す自分。
「何かあったら対処できないかもしれない。やめておけ!」とブレーキをかける自分。
どちらも必要ではあるんですが、ブレーキが強すぎると、人生そのものが先延ばしになるんですよね。
クライアントとしてコーチングを受けていた私は、自分の下半期を一言でこう表現しました。
「気忙しかった。」
なぜ落ち着かなかったのか。
突き詰めていくと、こんな2つの心の流れがありました。
① 学べば学ぶほど、身につけたいことが増える
⇒ 完成形なんてないし、時間がかかるものなのに、期待するスピードではない自分に苛立つ
⇒ 早くできるようになりたい…と焦り、怖い顔して自分を追い詰める
② 短時間でできることが増えていって、作業時間が減る
⇒ 暇になるのが怖くなる
⇒ 焦って「べき/ねば」で判断し、よく考えずに反射で動いてしまう
⇒ 実際、やらなくてもよかったかもしれない仕事を増やしている
この感覚、学校の先生にも多くないですか?私のセッションにいらっしゃる先生から、同じようなお話を聴くんです。
早く仕事が終わったのに、帰らずに別のタスクを探してしまう…という感覚ですね。
「早く仕事が終わった」といっても、とっくに定時は過ぎているのに…です。
気づいたことが一つあります。
自分自身と向き合わず、熟慮しないで行動しているときは、必ず「べき/ねば」で判断しているということ。
コーチは、サービスを体現していなければ
コーチは、成長し続けなければ…
それ自体は間違いではないんです。
ただ、それが焦っている自分を隠す言い訳にもなっていたんですね。
むしろ、私のサービスを体現するのであれば、立ち止まってもいいし、何歩か戻ってもいいし、方向転換してもいいわけです。
本来の自分の声をちゃんと拾い直す時間が必要でした。
私はクライアントの先生方によくこう言います。
「子どもたち・生徒たちにかけている言葉を、自分にもかけてみてくださいね」
自己犠牲してしまう先生は、他者への共感は高いのに、自分へのアンテナが鈍くなりがち。
生徒を気づかうように、自分のことも気づかっていいし、温かい言葉を自分にかけてもいいんです。
私自身、改めてこれを痛感しています。
自己犠牲って、悪じゃないんです。
アンパンマンだって、自己犠牲の塊みたいなものですからね。
でも、アンパンマンには新しい顔を焼いてくれるジャムおじさんがいて、バタコさんが「新しい顔よー!」と投げてくれます。
ところが、自己犠牲でしんどくなる先生には、彼らがいない。「新しい顔つくってほしい」と言えないんです。
欠けた顔のままで翌日も働いて、また身を削ってしまう。どんどん顔が欠けていくと想像したらどんな感じがしますか?
そんなことを続けたら、本体がなくなってしまいますよね?
身を削るだけの働き方から、「補充しながら楽しく働く」生き方のほうがよくないですか?
明確には理由がわからないけど、急いで生きている感じのするあなたへ。
一回、息をつきましょう。
「今、自分は何を感じている?」
問いかけてみるとどうでしょうか。
不安、焦り、怒り、哀しみ
体の震えやこわばり
喉のつかえ
手足の冷え
頭がパンクしそうな感覚
自分自身にアンテナをしっかり張ってみましょう。もしかしたら、胸の高鳴りや背筋の伸びる感覚のような、喜びを表す表現も出てくるかもしれません。
無理のない生き方は、いつも内側の声を聴くところから始まると思っています。
自分から聴こえる声を丁寧に言語化し、その声の主や出どころを一緒に探ってみたい方は、無料セッションでお話ししましょう。
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