「何だか窮屈な職員室」で、マイペースに生きる境界線。


「何だか窮屈な職員室」で、マイペースに生きる境界線。

こんにちは。

教員専門ライフコーチの蒼井櫻子です。



完璧主義や自責思考から、人のために身を削る自己犠牲に陥って生きづらさを抱える先生を、継続コーチングと手帳を使ったプランニングでサポートしています。



あなたは、職場での人間関係に疲れていませんか?


職員室でゴシップ・悪口・愚痴が聞こえてきたときの精神的な負担や、うっすら同調圧力を感じたときの窮屈さ



事前の予告なく「今から学年のことをやろう」と言われたり、「可能ならやってほしいんだけど…」という“ほぼ指示”といった依頼をされたり…



それに対して、何も言わずに本来やろうとしていたタスクを最後の最後に回している自分へのモヤモヤ。



親切心や良心から対応してきたつもりだけど、何だか心がゴリゴリと削られる感じ。



そして、その感覚はプライベートでも同じ。



今回は、ついつい人間関係で消耗してしまう先生が「他者との境界線」を引くきっかけ・方法について、私の経験も交えながらお話しします。



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アンテナ感度が高いゆえにしんどい。



学校は、物理的にも時間的にも職員室が生活の中心になりやすい。



だから、その人間関係はかなり濃くなりますよね。


先生たちは、生徒や保護者のために自己犠牲で動くことが多いですが、同僚や上司に対しても無意識に身を削ってしまうことがあります。



元々おしゃべりが好きな先生も多いし、クラスで起きた出来事の共有や情報交換のための雑談もふとしたときに役に立ちます。



しかし、そこには職場のゴシップや噂話、愚痴まで見境なく入ってくるわけですよね。



アンテナ感度が強いがゆえに、他者のネガティブな感情を受け取って集中力を削がれたり、自分が責められているような気になったりしませんか?



これでは、時間だけでなく心もどんどん削られてしまいますよね。


境界線のタイプを知る。


自分を守ってくれる“他者との間の境界線”。



境界線との付き合い方は、うまくいっている人を除けば、大きく3つのタイプに分かれます。



境界線がない・薄い人
敏感で、人の気持ちをよく感じ取れる人や、反対にオープンで何でも共有したいタイプ。



境界線が太い・濃い人
人に心をあまり開か(け)ず、一定の距離を保つ人。仕事に関係ない話には、あまり気が進まない。


相手の境界線を越えてくる・感知できない人
見えているのに敢えて越えてくる人、アンテナがないため、悪気なくグイグイ来る人。

人間関係に悩みやすいのは、自分の境界線が低い人・境界線が太い・濃いとしても壊されたときに何も言えない人です。


私は、境界線が薄いうえに、壊されても文句を言えない人間でした。



「たまたま壊しただけかもしれない」

「本当は親切な人かもしれない」



こんなふうに相手をよく解釈して、自分が傷ついた感覚を見ないふり、後回しにしていました。



結果、上司・先輩からのパワハラや恋人からのモラハラを受けたり、関わった相手がストーカーのようになったりすることがありました。



私が働いていたのは私立ですが、人の入れ替わりが少なく、一度できた関係はなかなか変えられません。

変化させると目立ち、ゴシップのネタにもなります。だから境界線が薄いままでは、消耗は避けられないんですね。


居心地の悪さはプライベートでも同じ。


境界線がない・薄い状態は、プライベートにも影響します。



恋愛では、パートナーに違和感をもっても、突き放されたり避難されたりするのが怖くて言えない。

親子関係では、大人になっても干渉したりされたりしてストレスを感じ、無意識に親を教育しようとしてしまうこともあります。

これは、子どもの頃の処世術がそのまま大人になっても残っているのが大きな要因です。


私が境界線を引けなかった理由。


私の場合、子ども時代から「生き抜くためには、年上に守ってもらわないといけない」というビリーフ・処世術がありました。


末っ子で、周りは年上ばかり。



いじめられる場合に備えて、常に大人に庇護される必要がありました。



だから、きょうだいと喧嘩しても、私が先に泣き出して「お父さん、お母さん!助けて!」と助けを呼ぶわけです(長子にとっては面倒な存在だと思います(;^_^A)。



学生時代はなりを潜めていた厄介な処世術は、教員になってすぐ顔を出しました。



そう、新人いびりです



当時の私は、どうやって組織で生き延びるか必死になりました

無意識に「誰の傘に入るか」を計算し、嫌がらせをする相手に媚びながら、味方を探し続ける日々。

私が3年目に鬱を発症したのは、この延長線上にあると思っています。



こんなふうに、子ども時代の処世術を大人になっても続けていると、人間関係はとても複雑になるんです。


「卑屈すぎる生き方」から「我慢しない生き方」へシフト。



私が鬱と過ごした5年(一度目の寛解まで)。



手帳術やセルフコーチングを経てわかったのは、成長するなかで、必要以上に自分を落とした生き方を身につけたということ。



みんなが上から私を見下ろしている。



先輩に言われたことは常に正しいし、いじめてくる人には取り入らなければならない。



恋人に守られるためには、機嫌をとって、言うことを聴いて笑顔でいなくてはならない。異論を唱えてもつぶされる。



今、文字にしていても改めて「変だなぁ」と思っています。



この「どう見ても卑屈すぎる生き方」を、「自分に我慢をさせず、やりたいことをやる生き方」にシフトしていったのは、手帳を使ったプランニングと、内省のおかげです。



自分の仕組みがわかり、より行動に落とし込むことができたのは、本格的にコーチングを受けたり学んだりするようになってから。


境界線を引く方法。



他者との間に境界線を引き、自己を守るためにはどうするか?



いきなり攻撃したりシャットアウトするのではなく、「ここから先は入らないでね」と少しずつ伝えることが大切です。



  • 会話の輪からスッと抜けて、机に向かう

  • 「えぇ」「そうですね」と簡単な返事だけに切り換える

  • 「あなたはAなんですね。私はBだと思っています」と短く伝えてみる

  • 「時間なので帰ります(帰らなきゃでも最初はOK)」「明日詳しく聞かせてもらえますか?」とタイミングをずらす


大事なのは、相手に合わせすぎず、自分の軸を意識することです。


怖くて境界線を引けないとき。



「境界線を引くのが怖い」と感じるとき、その裏には自分の価値観やビリーフが隠れています。



  • 仕事を多くしないと存在価値がない

  • 他者に守ってもらわないといけない

  • 嫌われたら終わりだ

  • 我慢するのが当たり前


こうしたビリーフに気づき、どこからやってきたのかを理解することです。



自身のことがわかってくると、少しずつ自分を守る行動に置き換えていけます。



本当に少しずつですが、自然に境界線を引けるようになるんですね。



  • 職員室で疲れないためには、まずなぜ境界線が薄くなりやすいかを知る

  • 自分の思考・ビリーフを理解する

  • 実際に少しずつ境界線を守る行動を取り入れる


職員室で過ごす日々でも、ナチュラルな自分を大切にする生き方は実践することができます。



あなたが明日からできることは何でしょうか?


自分を抑圧しながら生きることに疲れてきた先生、働き方だけでなく生き方そのものを思考の根底から変えていきたい先生をコーチングでサポートしています。



勇気を出して、私と一緒にご自身と向き合いたい方は、ぜひ無料セッションにお越しくださいね。



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