こんにちは、教員専門ライフコーチの蒼井櫻子です。
「変わりたいけど、道のりが遠く感じる」「自分には続けられない」と感じている先生へ、今日は少し本質的なお話をしたいと思います。
先日、私に起こったことを少しだけ共有させてください。
コーチングを始めてから取り組み続けてきた「自然体でいること」。これがようやくわかったんです。頭では理解していたことを、「なるほどこういうことか」と体感できたんです。
一方で、起業してから何とか習慣化できた朝の散歩やヨガになると話が違います。短期間サボっただけで、心身にどんよりした重さが戻ってきました。午前中、PCに向き合うにあたって「ぐぬぬぬぬッ…」と無理矢理に気持ちを立ち上げるような感覚がたちまちやってきました。
この経験から、「変わる」ってどういうことだろう?と改めて考えました。
私たちは「自分には無理だ」「継続できない」と極端な自責思考に陥りがちですが、その裏には、変化の本質に対する誤解があるかもしれません。
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ダイエットを例に考えてみましょう。頑張って痩せても、やめたらすぐに元に戻りますよね。この「リバウンド」は、働き方や思考パターンでも全く同じです。
授業準備を効率化しても、気を抜けばまた自転車操業に逆戻り。
完璧主義が緩んでも、すぐに「ここまでやらなきゃ」という思い込みが戻ってくる。
変化とは、単に「新しいことを始める」だけではありません。それを「続けるタフさ」が必要不可欠なんです。
なぜ、せっかく始めた変化を継続できず、元のストレスフルな状態に戻ってしまうのでしょうか?
それは、変化の道のりには、必ず「飽き」「停滞」「嫌になる瞬間」があるからです。
「こんなに頑張っても報われない」「周りがやってないのに、自分だけやっても意味がない」
「自分には無理だ」「面倒くさい」
そう感じたとき、私たちは「やめる・投げ出す」という選択をしてしまいがちです。しかし、考えてみてください。
元の働き方に戻ることは、本当に心や体が楽になることでしょうか?
実は、元のストレスフルな状態に戻ることも、心身にとっては大きな負担となっているはずです。
少しだけでも「自分を大切にして働く」兆しを見たからこそ、元通りになるのは余計にストレスフル。そこに自責思考が組み合わされば、元の状態よりも自分のことが嫌になってしまうかもしれませんよね。
ここから抜け出したいと思いませんか?
では、どうすれば「続ける」ことができるのか?
変化したいと思ったときに必要なのは、「ジワジワと変わっていく長い道のり」をイメージすることです。そして、その道のりで自分に何が必要かを知る、つまり自己理解が重要です。
30~40人の生徒と向き合うとき、個別に対応の仕方を変えるように、私たちの頑張り方もバラバラです。あなたは、どのタイプですか?
一人で頑張れるタイプ: 誰かに言われなくても、自分で目標を立てて方法を調べ、試行錯誤しながら突き進む。
⇒ このタイプに必要なのは質の高い情報やロールモデル。
時々気にかけてほしいタイプ: 一人で頑張るけど、時々背中を押したり進捗を確認したりして元気づけてもらいたい。
⇒ このタイプに必要なのは、進捗を報告するコミュニティや数週間に一度のコーチング。
手取り足取りサポートが必要なタイプ: 一人では無理だけど、伴走してくれる人がいると力を発揮できる。
⇒ このタイプに必要なのは、専門家。その分野の専門性をもち、質問に答える講師や毎日・毎週取り組みを連絡するコーチング。
どのタイプなのかを知ることで、「自分に合った変化のサポート」を見つけられるようになります。「一人では無理」なら、無理に一人で頑張る必要はありません。
子ども時代から現在に至るまで、あなた自身が頑張れたなぁ!と振り返ることは何でしょうか?あなたが頑張りきることができたのは、何があったからですか?
変化は一瞬でやってくるものではありません。学んだこと、気づいたことを、止めずに続けることが大前提です。
しかも、長年あなたを守ってきた処世術や思考の癖といった基盤そのものと向き合い、変えようというのですから、年単位で時間がかかるのは当たり前なのです。そこに飽きずに、穏やかな心で着実に取り組むのが大事ですよね。
元の働き方に戻ったとき、改めて「本当は変わりたい」という気持ちがもっと強くなるはず。
これまで感じてきた「自分には無理」「変わることが怖い、長い道のりに耐えられる気がしない」と感じる方でも、必要なサポートがわかれば大きな一歩を踏み出せると思います。
もし「自分はどのタイプかわからない」「一人では続けられそうにない」と感じる方は60分の無料セッション(最大3回)にどうぞ。あなたの「変わりたい」という気持ちをサポートする最適な方法を一緒に探していきます。
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