「最終的には」児童・生徒のためになる…と納得せざるを得ない【教員の仕事】


「最終的には」児童・生徒のためになる…と納得せざるを得ない【教員の仕事】

こんにちは。
教員専門ワークライフデザイナー/ライフコーチの蒼井櫻子です。

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私のクライアントさんには、公立・私立の小中高特大の先生が幅広くいらっしゃいますが、割合でいえば「公立小中学校」の先生が多いです。

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私は12年、私立中高に勤めていたので、営業・広報やカスタマーサポート的な仕事もそれなりにあり、公立の先生から「そんなこともやるんですね」と感想をいただきます。

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私学は、春・秋が忙しくなります。

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次年度用のパンフレット製作(撮影、校正など)。私立学校展や学習塾開催の説明会(合同・個別/オンライン)、学校開催の学校説明会、公立中学校への挨拶回り。

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秋の繁忙期は、模擬試験や校内企画もあったので、21連勤した記憶があります。

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個人的には「平日に休みを取る」ことが大きなハードルなくできるようになった上に、学校側も休日出勤したら代休をとってよいと言ってくれるようになったので、時代の変化を感じましたし、何より健康管理の上で助かりました。

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私学にとって、生徒募集は根幹中の根幹。学校の認知を広げ、評価を上げていくためには、教科指導から生徒会活動、部活動、生徒指導(制服・学用品込み)に至るまで、すべてが学校間・教員間の競争になりえます。

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そういった意味で、公立の先生は「そんな仕事があるんですか!」と目を丸くされますが、私学にいた私からすると「そんな仕事があっていいんですか!?」と驚愕する業務?をいくつかお聴きしました。

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なかでも驚いたのは

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  • 児童、生徒から徴収した硬貨を銀行で紙幣に変えて、地元の業者へ支払いに行く
  • ALTの賃貸契約に同行、引越し作業の手伝いに動員される
  • 情報系にまったく詳しくない担当教員が新たに導入された校務支援システムを全員に説明し、トラブルに対応する(担当業者は地区を巡回しているので、質問・相談は数か月に一度1~2時間の予約制)

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事務・教育委員会・専門家がやることなのでは?
仕事うんぬんではなく、個人で済ませることでは?

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…と、疑問をいだくことも、ままあります。

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地域間の格差も大きく、驚くほどICTが進んでいるところも、中途半端で逆に利便性が下がったところも、ほぼ手つかずなところもお聴きします。

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ほかにも、公立ならではですが、校外学習を担当する旅行会社が毎年入札で決まるため、毎度詳細を詰めないといけないというのも、大変そうだなと感じました。その年度に赴任したばかりの先生にとっては、よりハードな業務になりますよね。

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(私学は、小・中・高や行事で固定の旅行会社が決まっており、「例年から変更したい点はあるか」というところから話が始まることが多いと思います。実際に支障が出た場合に限り、会社を変えていくはずです)

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先生方がこなしている仕事はいずれも、“最終的には”児童・生徒に関係するものですから、上から言われれば納得せざるを得ない(でも、何か変な気がするけど…)といった具合です。

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おそらくこれも【善意の搾取】という、物々しい表現をされてしまう理由の一つなのではないかと思います。

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教員の担い手を増やすしくみも必要ではありますが、同時に「専門的なサポートと事務方を増やす」という課題も見えてきます。

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公立と私立との大きな違いは予算。

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法人内でどう割り振るか?ではなく、もっともっと広い、自治体の中でどれだけ教育費に割くか?という問題になります。


だから全国一様に…といかないのも頭では理解できますが、サポートをしていて苦しくなるときがあるんですよね。

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時代の変化とともに、学校に求められる役割は増大・多様化してきました。


数十年前につくられたしくみ、教員個人の力量に頼り続けてきた慣習は、今後どのように変わっていくのか、不安と期待を抱いています。


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