先生の働き方を「らしさ」で再設計するライフコーチ 蒼井櫻子です。
いよいよ令和8年度が始まりますね。
準備は順調でしょうか?
新しいクラスの名簿を眺め、新しい学年のメンバーと準備を進める…
いつもと違うちょっとした緊張感をもって過ごされているかと思います。
「山のような事務作業で、毎日精一杯……」
「あれ、4月ってここまで忙しかったっけ!?」
そんなふうに、白目を剥きそうになっている先生も多いはず。
私のサポートしている先生方も「こんなに仕事ありましたっけね?💦」と苦笑いされています。
4月の忙しさの本質は、授業そのものではないんですよね。
受験生担当でない限り、教科指導はスロースタートになると思います。
大体は…
膨大な事務処理(係決め、調査票の回収・点検、PTA対応)
新しい人間関係の構築(生徒、保護者、同僚)
不慣れな分掌の把握
こうした「精神的な疲弊」と「抜け漏れが許されない細かな作業」が重なり、目がしばしばするような毎日が続くんですよね。
「決めたルーティンが早くも崩れてしまった」と、自分を責めてしまっている先生もいらっしゃるかもしれません。
でも、安心してください。
今日は、そんなあなたのペースを守るための「型づくり」についてお話しします。
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計画を立てようとすると、ついつい「完璧な自分」「完璧な1日」を思い描いてしまいがちです。
毎日元気で頭脳明晰、トラブルは一切起きず、授業は常に計画通り。
苦手な先生の一言もサラリとかわし、定時でスマートに退勤する。
いやいや、ちょっと待って。
そんなこと、今までの教員生活で何回ありましたか(笑)?
正直に言えば、ほとんどないですよね。
私もそんな日は思い出せません( ;∀;)チーン
現実の学校現場は、常に人と関わり、予想外のことが起きる場所。
それなのに「何の障害もない理想の世界」を前提にした計画は、ただの「フィクション」で終わってしまいます。
だからこそ、今のあなたに必要なのは「ハードルの低い計画」。
「トラブルが起きても、体調が少し悪くても、これだけは回せる」
そんな血の通った計画こそが、あなたのペースを守ってくれる本当の味方になりますよ。
数ある仕事の中で、最も「型(ルーティン)」にしやすいのが授業準備。
私は教員時代から週末に2〜3時間手帳を書いていますが、それは「いつ何をやるか」で悩んでいるわけではありません。
ルーティンはすでに決まっているものですから、考えること自体に時間はかかりません。
実際は、自分の特性や価値観を分析・自覚したり、新しいアイディアを練ったり、プライベートの楽しみを計画したりしています。
もしあなたが時間割の決まっている学校にお勤めなら、チャンスです。
「何曜日の何時間に、何の準備をするか」を固定してしまいましょう。
「自分のことは最後」と教わってきた実直な先生ほど、授業準備という重要な仕事を「空いた時間に」「学年のことがすべて完了したと確認できたら」と後回しにしがち。
でも、「できるときにやる」という日は、永遠にやってこないのです(´-д-)-3。
「この日の、この時間にやる」と端から決めてしまうこと。
それは、自分を縛ることではなく、「今これをしていていいのかな?」と自分を責める習慣を手放す練習なのです。
私がセッションで実際に問いかけている「型づくり」の手順を公開します。ぜひ、手帳やノートを広げて書き出してみてください。
「準備完了」の定義を決める (プリント印刷まで?板書案作成まで?あなたのゴールを明確に)
締め切りを決める (授業の何日前に終わっていれば、安心して眠れますか?)
自分のリズムを認識する (1回分ずつ進めたい?それとも1週間分まとめて派?)
手順を「視覚化」する (頭で考えず書き出す。脳の疲れを減らすための設計図です)
逆算のスタート地点を決める (来週を笑顔で迎えるために、何曜日の何時から始めますか?)
こうして型が決まると、自然と「1〜2週間先の準備をしている」という状態が作れます。
それは「未来の自分」に心のゆとりをプレゼントしているってこと。
もしトラブルでルーティンがズレても大丈夫。
「その時はこの活動をスライドさせる」と、あらかじめ決めておけばいいだけです。
4月は完璧を目指す月ではありません。いいスタートを切りたい!と思うなら、あなただけの「心地よい型」をつくり、運用し始めましょう。
「自分に合う型をつくって、本当に大切にしたい生徒や自分自身の時間にエネルギーを注ぎたい」
そう願う先生は、お話にいらしてくださいね。
このタイミングを逃すと、次に立ち止まれるのは夏休みかもしれません。
ぜひ4月のうち新年度の働き方をつくっていきましょう。
あなたの教員生活が、もっと軽やかで充実したものになりますように。
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