健康的に仕事を楽しみたい先生の手帳3原則。


健康的に仕事を楽しみたい先生の手帳3原則。

女性教員専門ライフコーチ蒼井櫻子です。


年度の切り替わりになり、3月・4月始まりの手帳を新調したという先生も多いのではないでしょうか。


手帳を新しくすると、いよいよ新年度が始まるんだなぁと時の流れを感じますよね。


今回は、手帳を使って働き方・生き方を見直したい先生に向けて【生活をガラッと変える!手帳の3原則】についてお話しますね。


私自身、1日16時間も働いて鬱になったわけですが、手帳を使って好きな時間(のち定時)での退勤を実現してやりたいことにどんどん挑戦するようになった一方、仕事のおもしろさに目覚めたという経験があります。


「好きな時間に帰る」と「仕事を楽しむ」はごく当たり前に両立できます。


そのために手帳の使い方と思考を見直すと、3段飛ばしくらいの勢いで生活が変わっていきますので、ぜひ以下3点を参考にしてみてくださいね。


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1. 手帳は計画よりも【記録】するために書く


計画を立てるのは好きだけど、全然計画通りにいかない…ということがありませんか?


計画するのは楽しいけれど、実際は空想の世界に飛んで行って、そのなかで満足してしまうことが多いですよね。


先生が穏やかに健康的に働いていくには、計画よりも【記録】が肝心。


  • どんな作業に何分必要なのか?
  • 資料やテストの作成には、合計何日・何週間必要なのか?
  • 作業をするには、どんな準備が必要なのか?


これらすべてを、手帳に記録していくんです。


具体的にはメモ欄や空白になっているスペースを活用しましょう。


  • 仕事中に「こうすればよかった」と感じたこと
  • 「もっと簡単に済むな」「この配置だと邪魔だな」と気づいたこと
  • その日や週に扱った授業の単元名


すると、同じ学年や科目を担当したときに、余裕をもって準備を始めることができるのです。


年間の授業計画も、春のうちに立て終えることができますよ。


違う学年・科目の担当でも、こんないいことがあります。


  • 教室や机上のレイアウトを工夫して、いつも整頓された状態にキープする
  • 書き留めていたことを会議で提案したり、課題点として指摘したりする


必要な提案や指摘ができるということは、職場では圧倒的な強みになります。



ぜひ、年度が切り替わる今やってみてほしいのは、旧年度を振り返って「あのとき、こうすればよかったな」と思うものを新年度の手帳に書いておくということです。


勿論、新年度の行事予定はまだ出ていませんよね。

でも、大方予測はつくはず。


その時期のページを開いて、メモしておきましょう。


例)三者面談の出欠の締切は3週間前、順番の発表は2週間前

例)テストの作成は1ヵ月前から始める 

例)所見入力は締切前月の〇周目から始める


このような具合です。


せっかく手帳を買ったのですから、365日分の予定を把握していきましょう。

今書いておくと、シーズンに入ったときに手帳が思い出させてくれます。




2. 手帳はストレスを減らすために書く


早く退勤して健康的に暮らすとか、自分時間を楽しむという生活を実現するには「平日の考える時間をなくす」ということが肝心。


そのためには【手帳を持ち歩く】といいです。


仕事のことを考えたくないから手帳を持ち帰りたくないと思われる先生、いらっしゃいますよね?


仕事のことを考えると不安になるし、焦るし、頭が休まらないから疲れてしまう。


でも、よく考えてみてください。

それ、手帳は関係ないかもしれません。



そもそもの状態が不安で、焦っていて、考えごとばかりしているから疲れるんですよね。



逆に、それを手帳で緩めることができます。


  • やり忘れた仕事を思い出した
  • 明日の段取りをどうしよう
  • 授業の導入部分、変えてみたい


これをずっと頭のなかに留めておくからアタフタするわけです。


思いついたことはすべて手帳に書き出しておきます。



  • 机に着いたら〇〇を確認して提出する。
  • 出勤直後、〇〇先生に一言謝る。
  • 〇〇教室の鍵を✖✖のタイミングで取りに行く。
  • 授業の初めに〇〇の話をしてみる。


「~しなきゃ」「どうしよう!?」と思ったことがあれば、すぐに手帳を開いて書き出してしまうんです。

不安はすべて外に出して、ハラハラする時間を減らしましょう。


3. 手帳は健康管理のために書く


起床から就寝まで、すべて書いていきます。


仕事のタスク管理・時間管理だけで手帳を使うのでは、もったいない。

もっと使えます。


むしろ、自分時間を創り出すためにこそ、手帳を使うといっても過言ではありません。


一番のメリットは、【仕事中にも健康や自分時間への意識を持てる】ということ。


  • 起床・就寝時間
  • 体調・生理周期
  • 3行日記
  • 自分時間のワクワク


自分の1日をすべて書き出しておくと、仕事中にも睡眠時間や体調を確認することができますし、帰ってからやりたいことが目に入ってくるので、退勤のモチベーションにもなってくれます。



「昨日は寝るのが遅くなったから、早く寝ようね」

「今日は21時からドラマをリアタイするんだぞ~」



こんなふうに手帳が話しかけてきます。


働くのは好きだけど、そのために心身を削るような生活からは抜け出したい。


私の発信を見てくださる先生方は、共通してこのような思いを抱えていますよね。


だからこそ、自分時間を確保することが一番大切ですよ!とお伝えしています。


睡眠も、お風呂も、趣味も、好きな勉強も、すべて含めて自分をケアする時間が何よりも大切です。


特に、睡眠は誰も代わりにやってくれません。


仕事は6割でも大丈夫なものがたくさんあり、そのうえで10割でやりきる仕事を選びましょう!と受講生さんやクライアントさんにはお伝えしていますが、睡眠はいつだって6割ではダメ


就寝時間が後ろにずれ込みがちな先生は、手帳に「ベッドに入る」というタスクを時間付きで書いておくことをおすすめします。



このように、手帳は仕事の管理だけでなく、心身の健康維持を助けてくれます。

ぜひ起床から就寝まで、全部1冊でまとめてみてください。



今回は、生活全体を見直すときに取り入れてほしい手帳の3原則についてお伝えしました。


プランニング講座では、仕事で心身を消耗して、自分のために時間をもつことができない先生をサポートしています。


  • 自分をいたわる時間がほしい
  • 家族やパートナーとゆったり過ごす時間をつくりたい
  • タスクや時間に追われる自己無能感・無力感から抜け出したい
  • 好きなことを思い切りやる勇気や自信がほしい


このようなお悩みを抱える先生でも、「働きすぎる思考」を根底から見直していけば「穏やかに働く思考」にシフトできます。

手帳はそのための大事な相棒です。


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