元高校教師のライフコーチ蒼井櫻子です。
あなたは退勤するときに、職員室を出るのが「何番目か」数えたことはありますか?
21時や22時ごろまで職員室にいるのが日常であるとか、仲良しの先生たちと一緒に施錠して帰るとか、そういった生活をされている方もいらっしゃると思います。
それを心から楽しんでいる先生は、おそらく私のブログはお読みにならないはず。
このようなモヤモヤ、ザワザワを心に抱えている先生が多いのではないでしょうか。
本心は、「もっと早く帰りたい」「やりがいを感じて楽しく働きたい」だと思うのです。
とはいえ、定時や早めの時間に「お先です~!」とさわやかに帰っていく先生をみては
と、羨ましいような悔しいような、何だか他人事のような感覚をもっているかもしれません。
今回は、「早く帰る人」になりたいのにハードルが異様に高く感じてしまう先生に向けて、セルフコーチングの観点から、ヒントを探る考え方を紹介します。
生徒と進路面談をしていると、就きたい職業が明確に決まっている子に出会うことがありました。
どんなルートをたどると、そこに辿りつけるだろうか?というのが、面談の主たる内容になるわけです。
マイルストーンを一つ一つトントントーンと飛んでいくようなイメージで、着実ではある。
正直、「ゴール=就職」になってしまってちょっとつまらないのですが、教員の多くはそういう半生をたどってきたはずです。
ちなみに私の場合、高校2年生で「社会科の先生になる」と決めて、教員免許の取れる地元の大学に進学し、私立中高に採用されるまではよくあるルートなのです。
「よくあるルート」を着実にたどってきた先生が、キャリアを積んでから何か新しいことに取り組もうとするとルートやステップを設定しようとする。
これが、「早く帰る人」になるための道のりが長いとか、ハードルが高い&多いと感じる理由なのでは?と感じることがあります。
ところが、「早く帰りたいんだよね」というのは職業でもなければ、難関資格でも何かのステイタスでもない。
つまるところ、「そういう人になりたい」という話なのでは?と思うのです。
例えば、こんな質問があったらどう感じるでしょうか?
「優しい人になるために、どんなステップがありますか?」
いやいや、今からなれば?と思いませんか。
いろいろできることがありそうですよね。
すると、こんな変化が少しずつ起きますよね。
実は、最近プランニング講座の受講生さんで「何時に帰る?って聞かれるようになった」という先生がいらっしゃいました。
その先生、受講前は22時くらいまで残業したり、土日にサービス出勤したりすることもあったのだとか。
もともとは「遅くまで残っている先生」だったのが「〇時に帰る先生」に変わってきているんですよね。
ここは思い切って「早く帰る人」になってみたらどうですか?ということなのです。
ここで私がクライアント・受講生の先生によくしている質問を紹介しますね。
「それができている〇〇さんは、どんな人ですか?」
「この時間に帰る人は、どんな人ですか?」
見た目から、物腰、考え方まで細かくリストアップしてみることもあります。
例えば、かつて一緒に働いていた先生のうち、仕事をしっかりするけれど早く帰っていく人がいました。参考までに書いてみますね。
などなど。
何でもよいのですが、リストアップしてやってみることです。
考えごとをする場合なら「あの先生なら、どう考えるだろう?」と頭を拝借するつもりで考えてみる。
このとき、途中式が違っていても、その先生と実際の答えが多少違うものであっても構いません。
大切なのは、「いつも通りの自分の思考」でないことなのです。
これを続けていくと、少しずつではありますが、職場の中で「あの人は〇時ごろ帰る人」「あの人は定時に帰る人」という認識になります。
合わせて、ものの考え方や対応の仕方が変われば、そういう人になっていきます。
私は鬱になるまで「長いものに巻かれておく」という人間でした(本来の気質とは違う)。
そういう在り方に疲れた私は、意見を言うようになって「長いもの」界隈にドン引きされました。
でも、最終的には「あなたの意見を聞かせてほしい」と求められるようになったのです。
人の認識は、月日を経て変わっていくものなんですよね。
もし、「早く帰る人」が身近にいなければ「早く帰る私」を細かくイメージしてみるといいですね。
現代のよいところは、スマホがあれば調べられるし、本も読めるので必要な情報を簡単に得ることができます。
「早く帰る私」が、自分とは別人に感じても大丈夫。
まずはそういう人として、生活の仕方を見直してみてください。
考え方をふくめて見直していくと、従来気づかないでスルーしてきたことが引っかかるようになります。
「これは本当に子どもたちのために必要か?成長の機会を奪っていないか?」
「この作業は、例年通りの作業が最善なのか?」
いつもと違う思考で、と意識すると、自分の当たり前すべてを疑ってみることになるので変化するきっかけを掴みやすいです。
自分にかけていたブレーキの正体が見えることもありますよ。
こういうときは、しっかりサポートしますので一度お話ししましょう。
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